ててて恊働組合 永田宙郷さんとトークセッションやります!

(ものづくり、地域、デザインあたりのキーワードでピンと来る方はGO!)


すっかり秋めいてきましたね!(そうですね!)
秋ですねー、って言っているうちに冬になってしまう昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回はstart to [ ] トークセッションの告知です。

「ほんのちょっと前を行くフロントランナーにお話しを伺っちゃおう!」と場をつくりはじめたstart to [ ] のトークセッション、今回で13回目のご案内となります。

NPO法人かものはしプロジェクトの村田早耶香さんにはじまり、起業家の方、学生、面白いことを世の中に仕掛けている人など、これまでいろいろな方をお呼びして「それぞれのはじまりの物語」や「人生のエッセンス」のようなものに数多く触れてきました。
トークセッションに参加してくださったお客さんの中からは、「実は私も挑戦することにしました!」という嬉しい便りをもらったり、そんなことも起こりはじめた最近です。


今回、13回目のゲストには『ててて恊働組合』の永田宙郷(ながたおきさと)さんをお迎えしようと思います。


『ててて恊働組合』はホームページのトップにも書いてある通り、『「作り手」「伝え手」「使い手」の気持ちをきちんと伝える出会いの場』をつくるお仕事をされています。まだ知らないという方はぜひともホームページをチェックしてもらいたいのですが、先日の「ててて見本市2014」で配布されたタブロイドにはこう書かれています。

古今の素材や技術と向き合いながら、創意工夫を加え、手や道具や機械を使って、丁寧に仕上げる。今の時代にしかるべきかたちで、<中量生産>される『手工芸品』。
そんな『手工芸品』を軸足にして、これからの「作り手」「伝え手」「使い手」のあり方を一緒に考え、三つの『手』を繋いでいく活動が、【ててて恊働組合】です。

つまり、使い手や作り手、そして伝え手のどこかに寄り過ぎることなく、「ちょうどいい塩梅」でデザインや製造、流通、販売とさまざまな分野でものづくりに携わる集団(組合)と言えるかもしれません。

また、「ちょうどいい塩梅」というのは、「手工業」や「中量生産」という言葉にも表現されると思いますが、伝統工芸的な一点モノのアートやクラフトでもない、かと言って、一度に何万個も生産できるものでもない。「機械や道具も使うけど、最後はちょっと人の手がかかるモノ」を、きちんとお客さんに届くようにコミュニケーションをデザインしている集団(組合)とも言えるかもしれません。

永田さんご自身は「プランニングディレクター」という肩書きでお仕事をされていますが、お話しを聞いてみると、その一言では括れない印象はあるのですが、個人的には問いの立て方がとてもとても上手な方(言い方は失礼になるのかもしれませんが、問うセンスがある方)であると感じました。

永田さんのお話しの中に「売れる」という言葉の定義についてのお話しがあり、それは「『売れる』の定義は人それぞれで、人によっては「在庫がなくなる」ことだし、人によっては「儲かる」でもある。その『売れる』をきちんと言語化しないと、『どうしたら売れるのか』という問いに対して答えが正しくなることはまずない」というものでした。

今回は、そんな永田さんに『既存の価値を改めて前向きに問うこと』や『問いのスタート地点をどこに置くか』などについてお話しを伺いたいと思います。

地域振興、地域再生、ものづくり、デザイン、このあたりのキーワードのピンと来る方は、ほぼ間違いなくGO!だと思います!


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 start to [ ] 第13回 トークセッション

【テーマ】 『既存の価値を改めて前向きに問うこと』
【ゲスト】 永田宙郷さん(EXS Inc. プランニングディレクター・ててて恊働組合)
【日 時】 2014年9月17日(水)20:00〜21:30
【概 要】 永田さんのお仕事についてご紹介いただき、その後内容を深堀。
      途中から参加者の皆様とオープンマイクでのセッションを予定。
【場 所】 cue 702 (東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル 7F 702号室)
      http://cue702.com/access/
【会 費】 2,000円
【定 員】 20名限定(先着順)
【申 込】 info[アット]startto.infoまでメールにてお申し込みください。
      題名を「トークセッション参加希望」とし、本文にはお名前と
      当日の緊急連絡先電話番号を記載してください。

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永田さんのこれまでの経歴も相当面白く、その話だけで10時間くらいできそうな感じなのですが(笑)、今回はまず永田さんのお仕事がどんなものかを最近の事例を紹介いただきながら進めていこうと思います。

永田さんは10年前からこうしたお仕事をされているそうで、これまで関わったクライアントさんの創業年数を合計すると5,000年を超えるそうです(すげー!!)。歴史を継承するのは何も「継ぐ」だけではなく、外からもこういったお力添えができるのだなーと自分自身の視野の狭さを改めて感じた次第。
永田さんには、そういった方々とお仕事をされるきっかけなどについてもぜひお話しを伺っていきたいと思います!


start to [ ] トークセッション with 永田宙郷さん。
皆様のご来場を心よりお待ちしてます。

いつもながら席数が少ないのでお早めにね!