ハイタッチが心を開く!


(これが噂のハイタッチ練習!)


僕らが主宰するチャリティーラソン『PARACUP2012』まで残り1か月。
準備もものすごいスピードになって参りましたよ。超特急。びゅーん。

パラカップをつくる最も大きな要素はボランティアスタッフ。僕はそう公言してもいいんじゃないかと思ってます。
もちろん、走ってくださるランナーの方々、物品を貸してくださる業者の方々、もっと言うと安全な地面と空気、そういうのも大会をつくる要素なのですが、『いい空気感』をつくるのはボランティアの皆さんなんです。(キリっ!)

ボランティアと呼んではいるものの、実際には参加費1,000円を払って参加してもらってます。休日の朝8時からマラソン大会のお手伝い。しかも『1,000円払って』です。
やっぱり、多くの人は『???』となるのだけど、それでも毎年500人が集まってくれます。たぶん日本のマラソン大会で、ランナーよりもボランティアスタッフの方が早く締め切る大会は他にないんじゃないかと。

だからこそ、楽しんでもらいたい。
一日が終わるときに『あ〜、楽しかった!1,000円なんて超安いよ!また来年もやりたいな〜!』って思ってもらいたいわけです。

僕は、昨年までは運営を取り仕切っていて『神様、どうかお願い、大会を無事で終わらせてください』なんて、大会の安全を一日5回メッカの方を向いて祈ったりしてましたが(もちろん今年もお願いします!)、今年の僕のパラカップでの命題は、『ボランティアをいかに盛り上げるか』の一点に尽きます。

5年前だか6年前、思えば僕がパラカップに関わるきっかけになったチームは『ボランティアスタッフチーム』でした。あの時も本当に楽しかった。マラソン大会をつくっているのに、まったく別のことを考える日々。

ボランティアが喜んでくれるためには、ランナーが喜んでくれる必要があるし、そうなるとまたボラスタにお願いしなければいけないことが出てくるし、あれ、それって負担かな、うーん、、、ってな感じで色々と考えるわけです。

そういう思考や作業や想いや何やかやが積もっていって、気づくと素敵なことが起きている。ぐっと来ます。

先日の説明会でも、本当に初対面とは思えない人々の盛り上がり。
最初は閉じている心が、ハイタッチの練習とかやると少しずつ開いてくる。開いてきたところからその人が見えてくる。その人の気持ちよさだったり、自由だったり、意思だったり、そういうの。

そういうのを見るのが楽しみで、毎年苦労している。
苦労しないと、見る資格がない気がして。笑