ふと気づくと、空の写真。


(Green lake Seattle, WA, USA)


最近はカメラを持つこともだいぶ減った。
Bangladeshにいる時でさえも、たまにiPhoneで撮ったりしている。
そして厳密に言うと、ブレたり、ボケたりしている。でもあまり気にならない。

昔は、愛機オリンパスOM10とともにアジアを駆け巡ったわけだけど、いつからかそういう欲もなくなってきた。これは諦念ではなくて、いい意味で肩の力が抜けてきた証拠だと思う。フィルムなんてずーっと買ってなかったし、Kodakなんて撤退したとかしないとか。

昔は人を撮るのがすごく好きで、50ミリのレンズなのに寄れるだけ寄って撮ったりしていて、その距離感が抜群に心地よかった。子どもとのコミュニケーションのツールでもあった。だから20歳の頃の写真はほとんど人の写真で。

今日、電車で移動中にiPhoneアプリinstagramを見ていたら、空の写真がとても多いことに気づく。ふと気づくと、空の写真ばかりで。自分でも驚くくらいに。

それが何を暗示しているのかはつゆ知らず、でも悪いことの暗示じゃないことくらいは撮れてる写真でわかる。いつかまとめてみたい。

そして、やっぱりまたフィルムで撮りたいな。