手間をかけるって悪くない。


(毎朝グリーンスムージーをつくっています)


グリーンスムージーをつくるようになって思うのだけど、作っている
時間に不思議な充実を感じます。

ほうれん草の根を切って、みかんの皮を剥いて、うぃーんとミキサー
をまわすだけの、それだけの時間に贅沢を見いだせる自分がいます。
煮込む時間のことことする感じとか、蒸してる時間のほくほくする感
じとかは、もしかすると、人間の本能的なところに直結していて、
言い知れぬ幸せを感じるようになっているのかもしれない。

現代社会において『手間』がかかるというのは、どこかネガティブな
イメージがありますよね。
仕事ではいかに手間を省くかに焦点を当て、手間を上手に省けた人が
褒められたりします。
でも、それってどうなんすかね、といつも思ってます。

とくに教育の現場なんかには『手間』は絶対に必要です。
時間をかければいいってものではないと思いますが、省くことで減少
する気づきや成長というのはあるんじゃないかな、と思うわけです。

『手をかける時間』だと思えば急にそれは贅沢なものになる可能性が
あって、それは不思議です。
子どもは育てたことはありませんが、そういう気持ちなのかもね。

朝少しだけ早く起きて朝ごはんを食べる、毎日ブログを書いてみる、
そういう『別にやらんでもいいこと』に手間をかける。

そこから見えてくることって、意外と素敵ですよ。うん。