好きなキーワードを入れてください。


昨年よりバングラデシュで新しい事業をはじめました。
start to [ ]という名前で一人でも多くの子どもが夢や目標に向かっ
て努力できる、挑戦できる環境をつくることをミッションに、細々と、
しかし着実に歩みを進めている今日この頃。

うしろの[ ]やロゴの吹き出しには自分の好きなワードを入れます。
start to studyとか、start to be a teacherとか。

世界には『サッカー選手になりたい』と思っても、日々働かなくては
ならない子どもがたくさんいます。親に売られてしまい、尊厳を奪わ
れる子どももたくさんいます。

そういうのってなんだか許せないんですよね、20歳の時くらいから。
あなた一人が憤ったって砂漠の水撒きだと言われても、そんなん知ら
んですよ。憤ってんだから。

何でそうなったのかとか聞かれると僕も明確に説明できないのですが、
「それって健全じゃないよね?」と思うのです。

サッカー選手になりたいというのは僕の夢でした。

そこに向けて努力をさせてくれた両親、中学や高校の恩師もいます。
スパイクやボールを買ってくれた祖父母もいたし、同じ夢に向かって
切磋琢磨したチームメイトもいました。
結果、そこそこいいところまではいったものの、結局、プロには到底
なれないレベルで夢破れました。

がんばったけど、結果叶わないっていうのは、万国共通です。
それは結果なので仕方ない部分でもあります。
(それで人生が終わってしまう訳ではないし)

でも、『挑戦することすらできない』『夢を描くことすらもままなら
ない』というのはやっぱりどうも不平等に思えてしまう。



何かに挑戦することはとても健全だと信じます。
夢破れることは、夢叶うことと同じ価値があると信じます。

挑戦することで得る仲間がいるし、人から応援されるということが、
人を応援するということが、どれだけ大切なことも身にしみる。

そんな活動を、ずーっとお世話になってきたバングラデシュではじ
めることになりました。引き続き第二の祖国に恩返しです。

そして、日本でも『何か踏み出せずにいる方々』の背中を押しちゃ
えプロジェクトなんかもやっちゃいます。(詳しくはこの次で)

そんなこんなで毎晩考えることがたくさんです。